元木 康浩 自己紹介へ

進化する住宅業界V2Hの住まい(ビークルトゥホーム)

こんにちは!元木です。
セイコーハウジングでは SDGs に積極的に取り組んでいます。

 

今回ご紹介するお話は、セイコーハウジングで取り組んでいるSDGsの中でも
下記の2つのテーマに関係のあるお話です。

 

≪セイコーハウジングの SDGs の取り組み≫
1.家づくりを通じて環境に貢献
3.災害にも強く、長く安心して住まえる家づくり

 

その他のSDGsの取り組みについては
「セイコーハウジングの SDGs 宣言」をご覧ください。

 

 

今日はそんな SDGs にも関係する、進化する省エネ設備についてご紹介したいと思います!
みなさん、「V2H(ビークルトゥホーム)」という言葉をご存じでしょうか?

 

 

V2H(ビークルトゥホーム)システムとは?

V2H とは「Vehicle to Home(ビークルトゥホーム)」の略で電気自動車のバッテリーに貯まっている電
気を家庭用として利用できるようにするシステムのことです。

 

V2H システムを導入すると…。

電気自動車に貯めた電気を家庭内に供給することが可能になります!

 

太陽光発電で発電した電力や、夜間帯の安価な電力を電気自動車に貯めておき、必要に応じて家庭内に供給し、電気代を安く抑えることができ、もしもの災害や停電の時には、非常用電源として利用もできます。

 

停電が続いた場合でも、日中は太陽光発電システムで作られた電気を家庭内で利用し、夜間は電気自動車に
充電した電気を家庭内に給電することで長い間電力を確保することができます。

 

太陽の力を最大限に利用するため、何より環境に優しい!ということも特筆するべき点です。

 

近い将来、この V2H システム搭載の住まいがスタンダードになるかもしれません!

V2H システムを始めるために、必要なものは?

V2H システムを利用したい場合は下記の2つが必要です。
・電気自動車(V2H 対応車種)
・EV 用のパワーコンディショナー V2H

 

電気自動車(EV)の蓄電池と EV パワーコンディショナ(V2H)を組み合わせることにより、
電気自動車から家庭内へ電気を供給することができます。

 

電気自動車が「蓄電池」の代わりに使えるとうこと知っている!という方もいらっしゃるかもしれませんが、全ての電気自動車がその対象ではありません。

 

一般的な電気自動車、いわゆる「EV 車」は、家庭用のコンセントから車への充電はできますが、その逆の
車から家への送電はできません。「車から家へ」の送電ができるタイプが「V2H」と呼ばれる電気自動車
すので、必ず「V2H」対応車種を選びましょう。

 

自動車メーカーの V2H 対応電気自動車については下記をご覧ください。
よく耳にするのは、トヨタプリウスや日産リーフなど、CM などでもよく見かけますね。

 

●トヨタ自動車 WEB サイト/ トヨタ防災給電
https://toyota.jp/kyuden/

 

●電気自動車、日産リーフ
https://ev2.nissan.co.jp/LEAF/V2H/

 

●三菱自動車の電動技術
https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/eclipse-cross/special/contents/case/

 

太陽光発電と V2H で、さらに省エネに!

最近では、太陽光で住まいの電気をほぼまかなうゼロエネルギー住宅仕様のご家庭も着実に増えてきています。

さて、電気の流れには「直流」と「交流」の 2 種類があります。

 

太陽光で発電する電気は、直流です!
家庭内で利用できる電気は、交流です!

 

ということは、直流から交流に変換しなければ太陽光発電で創った電気は使えません。

【参考】関西電力<直流、交流ってなんのこと?>
https://www.kepco.co.jp/sp/energy_supply/energy/kids/science/topic05.html

 

そのため太陽光発電システムを利用されているお家には、必ずパワーコンディショナー(インバーター)
が設置され、日中太陽光発電で創り出した出した電気は、家庭の電気として使用し、余剰分は売電してい
ます。

 

余剰分を貯めておく場合は、別途蓄電池が必要となります。

 

現在、家庭用蓄電池は、省エネ対策や停電時などの防災用品として、注目を集めつつあり、太陽光発電シス
テムを利用されているご家庭でも、蓄電池の導入を検討されている方は多くいらっしゃいます。

しかし、家庭用蓄電池の設置には、高額な費用がかかるのが現状です。

本体+設置費用など含めると 100 万程を超えてきます。

蓄電池だけを設置するならば、移動手段としての車の価値、蓄電池としての役割も備えた電気自動車を導入
して、V2H システムが利用できるようにする方が、メリットが大きいように思います。

 

≪蓄電池の設置よりも、電気自動車がオススメ≫

●蓄電できる容量の差
一般的な家庭用蓄電池は 4~12kWh、電気自動車は 10~40KWh と大容量の蓄電が可能です。

 

●補助金が受けられる!
電気自動車購入にも、補助金補助制度や自動車税の減税などがあり、ラングコストが大幅に削減できまま
す!V2H の設置にも補助制度が利用できます。

 

補助金を利用して、V2Hを導入しよう

 

V2Hを導入するとなると、やはり高額な費用が必要になってきますので、
各種補助金を利用したいところです。

 

オススメは「2021年の経済産業省と環境省のZEH補助金について」にある
次世代ZEH+実証事業の補助金です。

V2H充電設備(充放電設備)導入するすることで、105万円の補助が受けられ、
さらに、V2H導入のため補助額対象の経費の1/2又は75万円のいずれか低い金額が加算されます。

最大で180万円(105万円+75万円)の補助が受けられるため、導入するならぜひ活用してほしいと思います。

しかしこちらの補助金は先着順ですので、10月現在今からの申しでは厳しい状況ですので、
補助金を利用するならば、来年2022年度で利用されるとよいかと思います。

 

ただし、これまでの事業内容を見ていると、補助金額や対象事業などは年度毎に変わってきています。
必ず補助額や補助対象の詳細確認をしてみてください。


●「2021年の経済産業省と環境省のZEH補助金について」パンフレット

https://sii.or.jp/moe_zeh03/uploads/zeh03_pamphlet1.pdf

 

 

●YouTube【公式】徳島の工務店 セイコーハウジング
ZEH補助金についてご紹介していますのでぜひご覧ください。

 

 

●セイコーハウジングブログ「最大195万円!? ZWH補助金を利用しよう!」

最大195万円!? ZEH補助金を利用しよう!

 

これから新築や自動車を購入することを検討されている方は、進化している新しい住まいの設備についても
チェックしてみてくださいね。

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