今日は、これから家を建てられる方、子育て中の方にぜひ知っていただきたい、
室温や環境によって、子どもたちの成長や頭の良さにも影響が出る!?
というそんな気になる話を、2回に分けてご紹介したいと思います。
頭がよくなる、室温と環境とは?
頭がよくなる!?
東京大学名誉教授でIBEC(建築環境・省エネルギー機構)理事長の村上周三氏が進めている
研究結果によると、室温のみを変化させた場合、その室温によって学習効率や仕事のはかどり具合がかわってくるという分析結果が出たそうです。
ベストな室温は25℃!
それよりも、低すぎても高すぎても学習効率が低下し、特に室温が25℃以上にと作業効率が低下したそうです。
また、海外のスウェーデンでも、20℃、27℃、30℃と3つの室温環境にわけた教室で、計算や読解問題などを行い、子どもたちの学習効率を比較した結果、室温が高いほど学習効率が低下したという報告がされています。
このことからも、
学習や仕事に集中するためには、室温は25℃をキープできる環境を整えておくことが重要だと言えます!
室温+空気の新鮮度も重要
さらに、室温と同じく重要になってくるのが、室内の空気の鮮度にあるようです。
早稲田大学創造理工学部建築学科の田辺教授によると、
学校では1時間に3回以上、オフィスでは1時間に2~3回の換気を推奨しています。
1時間に3回以上となると、最低でも20分に1回以上の換気が必要になってきます。
少し多いと感じませんか?
しかし、頭の回転をいい状態で保つには“空気の質”が大きく関係しているというのです。
東京大学名誉教授の村上氏『換気量によって学習効果に差がでるか?』という調査も行っています。
一級建築士の資格試験受講者を、換気量が小さい部屋と大きな部屋に分けて、論理系と暗記系のテストを行ったところ、換気量が大きな部屋で受けた受講生の方が、全ての項目で5%~9%成績が良かったそうです。
常に新鮮な空気を取り込み、適切な換気を行うことがとても重要だということがわかります。
オススメしたい、OMソーラー
セイコーハウジングでは、太陽熱を利用したOMソーラーやOMXを導入しています。
太陽熱で外気を暖めて、暖房しながら換気を行うシンプルで無駄のないシステムなのですが、いつも新鮮な空気を取り込んで換気するというのが魅力の1つです。
その換気能力は、現在よく利用されている一般的な24時間換気システム能力の3倍もあるので、学習環境を整えるためにも、この性能を活かしていけるのではないかと思います。
OMソーラーについては下記もご覧ください。
https://www.seikohousing.co.jp/co_navi/a74896e5c22b81f0a19c82ca2f6e9138-304.html