元木 康浩 自己紹介へ

セイコーハウジングの「リフォーム」&「リノベーション」

こんにちは!元木です。

私たちセイコーハウジングでは、「新築同様に今住んでいる家をより快適にできないか?」という相談もよくお受けしています。特に50代~60代の方からのご相談が多いです。この世代は、子育てが一段落し、これからのセカンドライフをどう過ごすのか?同居や介護の問題などライフスタイルに大きな変化がある世代ですね!今日は50代~60代の知っておきたいリフォーム・リノベーションについてご紹介したいと思います。

リフォームとリノベ―ションの違いは?

まず、私たちセイコーハウジングが考える「リフォーム」と「リノベーション」は、以下のようなものです。

 リフォーム工事とは?

「家を修繕する」という意味合いが強く、老朽化した箇所や古くなった設備を交換または補修をして元の使いやすさや新築時の風合いに戻す住宅工事です。

具体的な工事例では、傷んだ床の張り替え、システムキッチンやバスルーム、トイレなど水回りの住宅設備を、最新モデルに入れ替えたり、バリアフリー工事などがあります。

 リノベーション工事とは?

「家の性能や価値を高める」という意味合いが強く、リフォーム工事よりも大規模な改修工事のことを指します。例えば、耐震性や断熱性能を高めたり、家族構成の変化に合わせて部屋を追加したり、部屋と部屋を1つにして広々としたリビング空間を作るなど、住まいの性能をUPさせ、ライフスタイルにマッチするよう作り変えてる工事をします。

 リフォーム、リノベーションの他にも「建て替える」という選択肢もあります。

長年住んできた住まいを取り壊して新築をするとなると…資金的な負担が大きく一般的ではありません。解体費150万円程度が必要となり、新築建築期間の仮住まいの賃貸費も必要になってきますから…。

しかし、子どもたちとの同居予定がある方は「二世帯住宅を新築する」という方法があります。最近主流の二世帯スタイルは、玄関もキッチン、浴室も別々の完全分離型です。

 

オススメはリノーベションで断熱性を高めること。

セイコーハウジングでは、長年住み慣れた住まいの性能をUPするリノーベーションをオススメしています。特に「断熱」がとても重要だと考えています。相談を受ける住まいの悩みごと№1も「家が寒い」というお悩みです。その次に地震が心配、家の耐震は大丈夫だろうか…という内容が多いです。

断熱性能をUPさせて健康増進を!

キッチンで料理をしている時に足元が冷える、底冷えがする、脱衣所が寒いという話は本当によく耳にします。家の部屋間の温度差や寒さは、家の中で起きるヒートショックの原因にも繋がります。健康的に毎日を過ごしていくためには「温かい家に住む」ことが第一です。いかに快適に温度差によるストレスを感じずに、生活ができるか、あたたかい住まいは日々の暮らしをとても豊かにしてくれます。そのためにも「断熱性能をUPすること」が重要なのです。

 

また、住まいの断熱性・気密性が高くなると、家の部屋間の温度差がなく、快適に過ごすことができるようになります。冷暖房の効きもとても良くなり、効率的な空調管理が可能になるため、光熱費も抑えることができます。住み心地もオサイフにもとってもエコで快適になるのです。屋根や外壁の断熱強化はもちろん、熱が出入りする窓や玄関ドアの断熱、冬の日射の取得や、夏の日射遮蔽も見逃せませんよ。

詳しくは、ブログ記事 <断熱リフォームで、寒い家をあたたかく>をご覧ください。

 

家族を守る、安心の耐震改修

木造住宅はしっかりと構造補強を行うことで耐震性が増し、家としての寿命も長くなります。中古住宅ご購入の際や、住まわれているおウチの耐震性に不安を感じる時は、まずは耐震診断を受けることをオススメしています。

 ブログ記事【住まいの耐震化】補助金を活用して耐震診断を!!をご覧ください。  

YouTube 耐震・断熱リフォームの住まい心地 |

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2019年に耐震・断熱リフォームを施工させていただいた徳島市のM様ご夫妻に、その後の住まい心地をインタビューさせていただきました。ぜひ参考にしていただけばと思います。

 

目指すなら、長期優良住宅の性能基準を!

そこで、リフォームを考える時にぜひ活用したいのが、「長期優良住宅化リフォーム推進事業」です。既存住宅の長寿命化・性能向上リフォームを支援する補助金制度で、場合によって最大300万円の補助金がでます。さて、その内容はというと…。

今住んでいる家が長期優良住宅と認められるためには、条件を満たしたリフォームを行わなければなりませんが、大きく3つの条件を満たす必要があります。

STEP1:インスペクションを実施すること

補助を受けるには、リフォーム工事前にインスペクション(住宅の現状調査)を実施が必要です。インスペクションにより、床や壁の傾き、雨漏り、シロアリ被害など、住まいの不具合の有無、劣化の状況を把握します。

STEP2: 国の基準を満たすリフォーム工事を実施する

インスペクションによって確認した項目について、国の基準を満たすリフォーム工事を行います。補助金を受けるためには、建物の長寿命化のための必須項目である、劣化対策、耐震性、省エネ対策など一定の基準を満たす必要があります

STEP3: リフォーム履歴と維持保全計画を作成する

リフォーム工事の履歴として、リフォーム工事の内容をまとめ、住宅を長持ちさせるため、維持保全の期間(30年以上)について、少なくとも10年ごとに点検を実施する維持保全計画を作成することが必要です。

リフォーム工事について

インスペクションを実施したら、続いては工事内容を考えていくことになります。目指す工事は3タイプがあり、住宅の性能をどこまで上げるかによって工事の内容や補助金の限度額が変わります。3つのタイプを確認してみましょう!

補助額について
● 補助率:1/3 (補助金対象工事費用の合計の1/3の額が補助されます)
● 補助限度額:リフォーム後の住宅性能に応じて3つの限度額に分かれます。

①評価基準型・・・補助金100万円(150万円)
長期優良住宅(増改築)まではいかないが、一定の耐震・耐久・省エネなど性能向上が認められるようにする

②「認定長期優良住宅型」…補助金200万円(250万)
長期優良住宅(増改築)を認定取得ができる、より高い耐震・耐久・省エネ性を確保する

③ 高度省エネルギー型…補助金250万円(300万円)
2の住宅性能にプラスして、さらに省エネルギー性能を高める

※( )内は、三世代同居対応工事・若者子育て世帯工事を実施する場合の金額

①の評価基準型をクリアするのは、そんなに難しいことではありません。
②の「認定長期優良住宅型」③「高度省エネルギー型」は、第3者による認定を受ける必要があるため、ハードルは上がりますが、リフォーム後はとても快適な住まいへと生まれ変わるのは間違いありません。ですので、うまく補助金を利用しながら、②③をクリアするリフォーム工事をオススメします。

 

具体的に、どんな工事を行うのか?

インスペクションで指摘を受けた箇所の補修工事を実施し、家の性能を上げるため各工事を進めます。
・省エネルギー対策⇒断熱サッシや窓への交換、高効率給湯器への交換
・耐震性⇒屋根の軽量化や耐力壁を増やす
などの他、バリアフリー工事や高齢期に備えた住まいへの改修、時代にマッチしたテレワーク環境設備への改修、防災や自然災害に対応するための工事なども補助対象となっています。

 概要資料 
https://r03.choki-reform.com/summary/document.html

  • 長期優良住宅化リフォーム推進事業

https://www.kenken.go.jp/chouki_r/reform_r3_1.html

  • マンガでわかる長期優良住宅化リフォーム推進事業

 

 

各種補助金を活用しよう!

耐震性能や断熱性能をUPさせたり、長期優良住宅仕様へリノベーションする際には、補助金を利用することが可能です。自治体や各種機関より様々な補助金制度がありますので、ぜひ活用しましょう!

セイコーハウジングでは、施工内容に応じてオススメの補助制度をご提案いたしますので、安心してお任せください。各種申請や手続きなどもわかりやすくご説明いたします。

 

お気軽にご相談ください。ご予約お待ちしております。

徳島の工務店 株式会社セイコーハウジング
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