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前とは変わる!高気密高断熱住宅の暮らし方

 

普通の家から、高気密高断熱の家に住み変わると、それまでの生活スタイルが一変します!

不快な冷えを感じることがないので、まず薄着になることでしょう。そして、家の性能を上手に活かすことができれば、もっと省エネに、夏は涼しく冬は暖かく、健康的な暮らしをすることができます。これまで住んでいた普通の家とは一体何が変わるのか?そのポイントをいくつか紹介したいと思います。

 

石油ストーブやガスファンヒーターは、使わない!

普通のお家ちなら、1 台や 2 台はあるのではないでしょうか?

石油ファンヒーター、灯油ストーブ、遠赤外線ヒーターや炬燵など、様々な暖房器具がありますが、高気密高断熱の家では、これらの補助暖房は必要ありません。こういったものを使わなくても、OMX やエアコンを利用する空調管理は、家中どこへ行ってもあたたかく、ブルッと震えるような冷えを感じることがないからです。特に、石油ストーブやガスファンヒーターなどの燃焼系の暖房器具は、二酸化炭素や燃焼ガスを室内に排気するので、部屋の空気を悪化させます。

高断熱の家は、同時に高気密の家でもあるため、家に隙間がないため自然換気(隙間風)ができません。そのため、燃焼系の暖房器具を利用する場合は窓を開けた換気を定期的に行わない限り、空気の汚染がひどくなる一方なのです。ですので、高気密高断熱住宅で暮らしはじめると、ストーブの上にヤカンを乗せて部屋をあたためたり、炬燵でミカンを‥‥このような生活習慣は卒業となります。

 

窓は開けない!換気装置はつけっ放しで!

 

一昔前であれば、換気装置は換気が必要なときだけ使うのが一般的でした。

しかし、現在では、24 時間換気システムがを導入することが義務付けられいます。計画的に換気を行い、室内を常に快適な状態に保つように設計されているので、換気装置を止めてしまうと汚れた空気を排出できず、不十分な換気によって結露が発生して住宅の性能が落ちてしまう原因になるので要注意です。

換気装置は OFF にせず、常時運転してくださいね!

高気密・高断熱の家に住み始めた方に多くみられる、以前の生活習慣は・・

●浴室の窓を開けっ放し(お風呂を乾かしたいから)
●トイレの窓を開けて換気(クリアな空気をとり込みたい)

この2つです。
しかし窓を開けなくても、クリアな空気が循環しているのでご安心ください。

窓を開けることは、快適な住まい環境を保つには逆効果なのです。屋外のほこりや花粉、PM2.5 などの有害物質、夏場であれば外の湿った空気(湿度)をとり込んでしまうからです。換気装置の換気フィルターが花粉の進入を防ぎ、ほこりや小さな虫もほぼ入ってきません。高気密・高断熱の家に住みはじめると「花粉症やアレルギー症状がおさまってきた」というお話もよく耳にします。

 

洗濯物を、外に干さない

最近では、ランドリールームや室内干しを採用される方がほとんどです。

共働きの増加や生活スタイルの変化から「洗濯物は日中、外に干す」という固定概念にとらわれることなく、そのご家庭にあった洗濯方法が選ばれています。高気密高断熱住宅の場合、冬場でも家の中があたたかく、少し乾燥気味になるため、室内干しをすることは潤いをプラスし湿度を保つ役目を果たすため、好都合なのです。

冬であれば外は寒く乾きも遅く、春は外に干すと花粉がついて、花粉症の人にとっては辛い症状の原因となるため、そもそも外で干したいと思わなくなるようです。高気密高断熱の家は、室内でも洗濯物がよく乾くので、家事がとても楽になりますよ。

 

まとめ

断熱性・気密性がともに高い住宅なら、外気温の影響を受けづらいうえ、少しのエアコンによる空調管理で室内を快適な状態に保つことができます。しかし、正しく使わなければ、住宅性能を活かすことができませんので、これまでの習慣を見直す必要があります。高気密高断熱の家は、一般的な普通の家と比べると、住まい方が違ってきます! セイコーハウジングでは、お引渡し後も丁寧なアフタフォローを実施して、「快適に暮らすコツ」をお伝えしていますのでご安心ください。

 


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