視線が気にならない! 必見のプライバシー確保術!
映画のタイトルは忘れてしまいましたが、クリントイーストウッドさんが玄関前のベンチに腰掛けて、
ビールを飲んでいた場面を見た時「アメリカだなあ…。」と思いました。
目の前にはオープンな庭が広がり、街路を行き交う人々の姿が見渡せます。
逆に言えば、外から庭の様子がいつでもどこからでも、丸見え状態です…。
これは、私だけの感覚かもしれませんが、
さきほどの映画のワンシーンの様な、オープンな感覚に不慣れです。
どうしても、外からの視線や気配が気になってしまいます…。みなさんは、どうでしょうか?
◆ 子供にプール遊びさせたい!
◆ 友達とバーベキューを楽しみたい!
◆ 晴れた朝、家族で食事を楽しみたい!
っと、いろいろな目的や楽しみをもって、ウッドデッキを希望されます。
そんな時、私はまたあの映画のシーンを思い出します。
“フランクな感じのオープンなデッキがいいな~”と思いながら、
どうしてもプライバシー確保を気にしてしまうのです。
そして、お客様には必ず『プライバシー確保の有無』を確認させていただきます。
①目隠し格子を設置
風の流れ(通風)並びに光の射し込み等を考慮して、格子の間隔は20mmを堤案しています。
外からは中の様子が見えづらく、室内側からは外が見えるという間隔で、
これは実際にこの格子を施工されたお客様の感想です。
格子にS字フックなどでハンギングをして、ガーデニングを楽しむのもオススメです。
②建物の形を活用する
これは、進入路(道路位置)と建物のデザインに関係します。
例えば、西道路、南西玄関とした場合、デッキはどうしても西側からの目線が入ります。
そこで、玄関部分を南側に出して壁などを作り、デッキ部分の目線を隠すデザイン手法です。
この場合、西日対策にも効果的です!
③植樹にて、目隠しをする
庭が南に面した敷地の場合、木があると夏の日差し除けにも最適です。
冬は太陽の位置が低いですから、日射取得を考えて落葉樹がオススメです。
この場合、気にしなければならないのが、ウッドデッキ下に落葉などが溜まることです。
対策としては、デッキ周りを囲う、デッキの下は草が生えないようにコンクリート仕上げにする
などの配慮をすれば問題ありません。
④樹脂製パネルを設置
①の目隠し格子に比べると、明るさは確保出来ますが、通風は少なくなります。
ウッドデッキ床材の材料は?
当社で堤案させていただいている材料は
①無垢材…ウリン材、イぺ材等があります。
質感、肌触りからどうしても木が良いという方にオススメしています。
②樹脂製床材
最近はメンテナンス(色落ち)を考慮してこちらを希望される場合が多いです。
最後にプチ話! 広がる空間づくりのご提案
最後にひとつ、お話させて下さい。
これは家の間取りにも関係するのですが、デッキへの出入りを2方向から計画・堤案することがあります。
それは、デッキ周りをぐるぐる回れるからです。
小さなお子様がいるご家庭では、お子様の走るスペースが広がります。
家の中はどうしても行き止まりになっていましがちです。
2方向から出入りができることで、行き止まりがない空間が実現できます。
家の中で、のびのびと走ることができる場所が『ウッドデッキ』かもしれないと思っています。
広いデッキでなくても、2方向の出入りがあれば楽しめます。
2つの出入口で、空間を広げよう
①デッキに対して、直角に位置する部屋からの出入り
②デッキに対して、平行に位置する部屋かの出入り
この様な感じで、ウッドデッキへの出入り口を2カ所以上設置することで、空間が広がっていきます。
設計次第で、空間を有効活用することができます!
どんな感じで使いたいか!など、希望を伝えてみてくださいね。
大人たちが楽しむウッドデッキ、お子様が楽しむウッドデッキ
デッキで縄跳びを練習するお子様もいます。色々な楽しみ方ができる、ウッドデッキ!
ぜひ、家づくりのプランにとりいれてみてくださいね。
今日は、ウッドデッキの楽しみ方、作り方のご紹介でした。
もっと詳しく知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。