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築44年でも間に合う!徳島のRC住宅を外断熱リノベで快適・長持ちに

「夏は暑くて、冬は寒い……」

 

築年数の経ったRC住宅に住んでいる方から、そんな声をよく耳にします。

 

建築士として50年以上、徳島で気密・断熱にこだわった家づくりをしてきた私にとって、RC住宅の断熱問題は今も変わらず多くのオーナーさんから寄せられる相談のひとつです。

 

​​丈夫で長持ちすると言われているRC住宅ですが、快適に長く住み続けるためには、実はメンテナンスをしっかりすることがとても重要なんです。

 

メンテナンスをしないとこのような亀裂が発生したり...

 

RC住宅亀裂

▲外壁だけでなく、内壁まで剥がれ落ちてしまっています。

 

だからこそ、今回はRC住宅に長く、快適に暮らせるために有効的な【外断熱リノベーション】について、できるだけわかりやすくお話ししていきます。

 

このコラムを読むと、こんなことがわかります。

  • 外断熱が“ なぜRC住宅に効くのか? ”
  • 徳島の気候に合った断熱・気密の考え方

 

◎内断熱と外断熱、何が違うの?

外断熱・内断熱比較

 

断熱の方法には「内断熱」と「外断熱」の2種類があります。

 

内断熱は建物の内側に断熱材を入れる方法です。コストを抑えやすい反面、柱や梁まわりなど断熱が途切れる部分が生まれやすく、そこから熱が出入りしてしまいます。

 

これを「熱橋(ヒートブリッジ)」と呼びます。

 

一方、外断熱は建物の外側を断熱材で連続して包む方法です。断熱が途切れにくいため、建物全体をムラなく断熱できるのが特徴です。

 

RC造は木造と比較して熱をため込みやすい特徴(蓄熱性)があります。そのため、内断熱の場合、コンクリートが外気温の影響を受けやすく、夏は熱をため込み、冬は冷えてしまいます。一方、外断熱の場合は、コンクリートが断熱材で覆われているため、外気温の影響を受けにくくなります。

 

つまりRC造の外断熱は、室温が変わりにくい、安定した住環境をつくる断熱方法と言えます。RC住宅との相性が特に良いのは、そういう理由からです。

 

◎ RC住宅を外断熱リノベする3つのメリット

① 室内の温度が安定し、冷暖房効率が上がる

外断熱を施すと、コンクリート自体が外気温の影響を受けにくくなります。RC造の気密性の高さも相まって、冷暖房効率が上がるため、光熱費の節約にもつながります。

 

② 結露やカビが起きにくくなる

気象庁の平年値によると徳島市は年平均気温約16.6℃、年間降水量は約1,600mm、平均湿度は約66%と、湿度が高く雨の多い気候の地域です。

 

断熱されていないRC造は、外気の影響をストレートに受けるため、冬場は室内外の温度差によって壁に結露が発生し、梅雨の時はRC造の壁が雨水を吸い込むため、結露が発生します。

 

だからこそ、徳島での家づくりでは断熱だけでなく、湿気対策や結露対策まで含めた設計が重要になります。外断熱にすると、コンクリートが常に安定した温度になるため、結露が発生しにくい環境をつくることができるのです。

 

結露を防ぐことはカビ・ダニの発生抑制にも直結し、住む方の健康を守ることにもつながるため、徳島でのリノベーションを考えるうえで、見落としたくないポイントです。

 

外断熱説明
▲外断熱の断熱構造イメージ

 

外断熱施工写真01

▲弊社のRC住宅の外断熱、施工中写真(EPS断熱材を貼り付けたところ)

 

③ 建物が長持ちする

外断熱は断熱だけでなく、コンクリート躯体を雨・紫外線・急激な温度変化から守る役割も果たします。建物そのものの劣化を遅らせる効果が期待でき、長期的な耐久性の向上につながります。

 

しかし、断熱性能が低いまま住み続けると、結露による躯体の劣化やカビの発生が進み、建物の寿命を縮めることにもつながるのです。

 

「築44年でも間に合う」ということは、裏を返せば、早めに動くほど建物も家族の健康も守れるということです。

 

そのうえで、外断熱の注意点も正直にお話しさせていただきます。

 

◎ 外断熱のデメリットと注意点

ただ、外断熱はどんな建物にも万能というわけではありません。まず、外断熱は内断熱に比べて費用が高くなる傾向があります。

 

外壁全体を改修する工事になるため、建物の形状や劣化状況によって費用は大きく変わります。

 

そのため、事前の現地調査と詳細な見積もりが欠かせません。また、外断熱は外壁には有効ですが、屋根やバルコニー床面には別途対応が必要なケースがあります。

 

「外断熱」という言葉だけで判断せず、どんな材料を使い、どの会社が、どのように施工・管理するのかまで確認することが大切です。

 

だからこそ、断熱改修の実績があり、建物全体を見ながら提案できる経験豊富な工務店に相談することをおすすめします。

 

◎外断熱のリノベーションはこんな方に特におすすめです

  • 今の家の立地や構造を活かしながら、断熱・気密・快適性をまとめて改善したい方
  • 徳島でこれからも長く、安心して住み続けたい方
  • 建て替えではなく、今の家の性能を上げて長く使いたい方
  • 夏の暑さや冬の寒さ、結露やカビに悩んでいるRC住宅にお住まいの方

 

外断熱施工02

 

反対に、「数年後に売却予定」「初期費用を最小限に抑えたい」という方は、まずリノベーションの優先順位の整理から始めることをおすすめします。外断熱リノベーションは、長く住む方ほど効果を実感しやすいリノベーションです。

 

「百聞は一見にしかず!」

 

セイコーハウジングが実際に施工した外断熱リノベーションのお住まいを、このたび施主様のご厚意により公開させていただくことになりました。

 

この完成見学会で、外断熱リノベーションの快適さをぜひご体感ください!

 

完成見学会お申し込み

 

見学会01

 

◎ 最後に

断熱・気密・耐震—

この3つが揃って初めて、「本当に安心して暮らせる家」になると私たちは考えています。

 

徳島で50年以上、地域の家づくりに向き合ってきた私たちだからこそ、建物の状態・窓・防水・耐震・断熱まで含めてトータルでご提案できます。

 

「自分の家に外断熱は合うのか?」「何から始めればいい?」という方は、ぜひ一度、見学会や相談会にお越しください。難しい話は抜きにして、理想の住まいを一緒に考えましょう。

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また現在、セイコーハウジングでは予約制の個別相談会「リノベcafe」も随時開催しております。「リノベは気になるけど、何を相談していいのかもまだわからない…」という方は、まずは気軽にあなたの理想の暮らしについて一緒にお話ししてみませんか?

 

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https://www.seikohousing.co.jp/
E-mail info@seikohousing.co.jp

 

 

◎今回のコラムの引用文献一覧

国土交通省「断熱性能|ラベル項目の解説|建築物省エネ法に基づく建築物の販売・賃貸時の省エネ性能表示制度」

気象庁「徳島(徳島県)平年値(年・月ごとの値)」

徳島県「募集開始!徳島県住まいの省エネ改修費補助金」

徳島県「徳島県住まいの省エネ改修費補助金交付要綱」

国土交通省 東北地方整備局「保全のちえぶくろ 建物部位別解説 外断熱とは」

北海道開発局「外断熱建物の取り組み」

奈良建設「外断熱と内断熱の違い|外断熱工法の基礎知識」

奈良建設「外断熱工法のメリットとデメリット」

株式会社サンクビット アウサレーション総合カタログ