元木 康浩 自己紹介へ

12/16(土)リノベ完成見学会・築54年の鉄筋住宅を2世帯住宅へ!

2023/12/14(木) 補助金間取り見学会

こんにちは、元木です。
今日は今週末12月16日(土)に開催するリノベ完成見学会の見所ポイントをご紹介します。今回、リノベーションさせていたただいたのは、築54年の鉄筋住宅です。しかも、二世帯住宅へと劇的に変化しました!リノベーションを考えている方、二世帯住宅をお考えの方には、特にご覧いただきたいと思います。

リノベまでのエピソード

さて、今回のリノベ2世帯住宅の完成までの道のりについてです。
2023年の3月、春ごろに30代の息子さんから「母が暮らしている家をリノベして一緒に住もうと考えている」とご相談をいただいたのが始まりです。

若いご夫婦が一人暮らしをしている親御さんとの同居を考えているという話に、ほっこりとした気持ちになったのを覚えています。まずはどんな住まい、どんな暮らしを実現したいのかをお聞きして、プランを考えていったのですが、いつもと違う点は「リノベをする住宅が鉄筋住宅であること」でした。

 

コチラが、成功前の写真です。
築54年の1F/21.06坪、2F/15.02坪、合計36.9坪の鉄筋コンクリートの住宅です。

一般的な木造住宅ではなく、設計事務所さんが入られて計画建築されたと思われる鉄筋コンクリートの2階建て住宅です。鉄筋住宅は耐久性が高く頑丈で重厚という特長がありますが、リノベには少々難しい点もあるのです。それは、頑丈なコンクリートゆえに、思い切った間取りの変更が難しいという点です。さぁ、この住まいがどう変化したのか。詳しくは12月16日(土)の見学会でお伝えしますね。

 

ポイント1 鉄筋の壁を活かした、間取り変更!

鉄筋の強さを活かした間取り変更を実現しました。

リノベを行なうには、まず不必要な箇所を撤去する必要があります。しかし木造住宅と比べ鉄筋住宅の解体費は割高です。そのため、活かせる鉄筋の壁を残して、最低限の撤去で済む、最適な間取りを考えました。 
※間取り図なども、見学会当日はお見せすることも可能です。

今回のリノベーションでは、2Fにキッチンスペースを設けるために少しだけ増築を施しました。増設をする場合は、原則として自治体に「建築確認申請」を行う必要があるのですが、今回は10㎡以下におさまったため申請不要でとてもスムーズでした。

 

ポイント2 完全二世帯住宅

施工主である息子さんご夫婦とお母様の希望は、完全分離型の二世帯住宅でした。完全分離型二世帯住宅とは、玄関から浴室・キッチンなど全ての住空間が全て別々になるタイプです。近くに住んでいたいが、プライバシーは大切にしたい!程良い距離感を保ちながら、安心して暮らせるのが一番の魅力です。

 

●完全分離型二世帯のメリット
・世帯ごとのプライバシーを守りやすい
・表札やポストを分けられるので、特に名字が異なる場合には便利
・世帯ごとにプランの自由度が高くなる
・将来どちらかの世帯を賃貸物件にすることも可能

 

今回のリノベーションでは、1Fをお母様の居住空間に、2Fを息子さん夫婦の居住空間に分けました。1Fは段差の無いバリアフリー仕様で、さらに回遊型導線を取り入れこれからの生活にも優しい造りとなっています。

   

1F和室⇒LDKへ

ポイント3 断熱性能もレベルUP!

快適な住まいには「断熱」は欠かせません。
昭和の時代に建てられた住宅の断熱性能は、現在に比べると雲泥の差があります。部屋が寒い、足元が冷える、リビングから廊下へ出るとブルッと寒さを感じるなど…。その理由は、住宅の気密性・断熱性能が十分ではないからです。ですので、リノベショーンをする際には「断熱」にもしっかりと目を向けることが大切です。

リノベーションをした今回の住宅は、断熱5等級(Ua値0.6)と断熱6等級(Ua値0.46)の間の数値を獲得することができました。

鉄筋特長として気密性が高さがあり、床下にはパーフェクトバリア150mm、天井グラスウール200mm、鉄筋の壁にはフェノバボードを仕様して、断熱性を高めています。

そして全ての窓にペアガラスの内窓を設置しました。既存の窓と合わせると、トリプルガラスになりますね(笑)。

どれだけ暖かくなったか?

実は、1Fのリノベが11月には完成していたので現在お母様は先に入居されています。生活をスタートされて数日後「エアコンも付けていないのに部屋が前と違ってあたたかくて…」とお問合せがあったんです。エアコンを付けていないのに暖かいのが不思議で何かあったのかと心配されたそうです。家の断熱レベルがUPすると、とても暖かい!!これが断熱のパワーなんです。見学会では、実際に暮らしをスタートしてみての感想もぜひ聞いてみてください。

断熱性能を高めるリノベーションにつては「断熱リフォームで、寒い家をあたたかく」もご覧ください。

 

2F LDK

ポイント4 今がチャンスの補助金制度を利用!

現在、高い省エネ性能(ZEHレベル)を有する新築住宅の取得や、住宅の省エネ改修等に対して、様々な支援制度があります。2050 年カーボンニュートラルの実現を図ることを目的とした国の支援事業で、総予算は 1500 億円が計画されているんです!この補助制度をうまく活用して少しでも負担を減らして、快適な住まいを手に入れましょう!

今回利用した補助制度とは?

●内窓の設置⇒「先進的窓リノベ事業」の補助金を利用
補助金タイトルにもあるように「窓」の改修工事のみに特化した補助事業で、その補正予算が何と1000億円という超大型補助金事業です。1リフォームあたり最大200万円の補助が受けられます。
窓は、熱損失が一番大きく、熱の出入りの影響受ける「窓」そのものの性能をUPさせることで、断熱性能もグッと高まり省エネ計画にも最適です。

詳しくはブログ記事「今ががお得!「先進的窓リノベ事業」で窓の断熱をUPさせよう!」をご覧ください。

●床・天井・壁の断熱⇒こどもエコすまい支援事業 <リフォーム編>を利用
『こどもエコすまい支援事業』と、タイトルに「こども」と付いていますが、リノベーションで活用する場合には、対象者に制限はありません。補助額の上限については、世帯によって違いがありますが、最低でも1戸30万円が補助されます。

詳しくはブログ記事「始まってます!こどもエコすまい支援事業 <リフォーム編>」をご覧ください。

 

リノベ完成見学会・お申込み方法

鉄筋住宅からの二世帯住宅へリノベ完成見学会、ぜひご来場ください。
ご予約受付中です。

2023年 12/16[土]A様邸リノベーション完成見学会開催!

日時:2023年12月16日[土]  10:00~17:00
場所:徳島市中吉野町4丁目36-6
予約:完全予約制 
お申込フォームかお電話でお申込ください。(締め切りは12月15日 18時まで)
参加費:無料
お電話でのご予約:Tel:088-631-8236
当日現地連絡先:080-4521-6811

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