長期優良住宅
長期優良住宅は2009年6月4日にスタートしました
築30年のお家
建て替え時だなぁ・・・
古いなぁ・・・
リフォームが必要だなぁ・・・
|
30年で建て替えで良いのでしょうか・・・
|
ヨーロッパは100年 |
昔の日本家屋は長命でした
木屋平の三木家300年 |
法隆寺1400年 |
どうしてこんなに短命になったのでしょうか…
原因は戦後(1945年)の焼け野原からの復興
住宅が足りない
質より量
とにかく建てよう |
結果、30年で建て替えが必要に…
国の木造住宅の
法廷耐用年数は24年
法廷耐用年数は24年
▼
|
長期優良住宅制度の国の目的
国民全体の経済的負担を
2/3まで縮減できる ▼ 教育・文化に投資でき より豊かなくらし |
産業廃棄物・CO2の削減と
森林保護 ▼ 環境対策 |
長期優良住宅制度のはじまり
2005年 ユネスコ会議で日本はバッシング
▼
2007年 「200年住宅ビジョン」策定
自民党の政策提言。ビジョンでは耐震性や耐久性の高いはりや壁を使い、壁を取り払って自由に間取りを変更できる200年持つ住宅の普及を提唱。当初の建設費は割高だが、50年ごとの建て替えより総国民負担は3分の2に軽減され、年間の住宅関連廃棄物も今の3割に減らせる、としている。中古市場育成のためリフォーム物件にかかる消費税軽減などを求めている。
▼
セイコーハウジングの長期優良住宅は この時期からスタートしました。 |
▼
2008年 福田内閣誕生
▼
2009年 「長期優良住宅認定制度」がスタート
長期優良住宅に必要な性能
①耐久性
まずは、何世代にもわたって住み継げるように、構造や骨組みをしっかり作らなくてはなりません。 さらに適切な維持管理をすることによって、世代を超えて受け継がれるレベルの耐久性能をもたせる必要があります。 |
②耐震性
日本は地震大国です。大規模な地震がきたときに、簡単に倒壊してしまっては、住み継いでいくことはできません。 そこで、大規模な地震に対して、倒壊しにくい、またもしもの際も直しやすく、損傷が少なくて済む一定の耐震性が必要です。 |
③維持管理・更新の容易性
耐用年数の比較的短い内装や設備は、メンテナンスやリフォームがしやすい家にしなければなりません。 例えば、キッチンを入れかえたり、配管や空調をつけかえたりしやすい住まいにする必要があるわけです。 |
④可変性
住み継いでいく上で、その時々の居住者のライフスタイルにあわせて、間取りなどが変更できるようになっていることが必要です。 例えば、子供の成長に合わせて、部屋を増やしたり、独立したら、リビングを大きくしたりできるように、あらかじめ間取りを変更しやすい住まいを建てるのです。 |
⑤バリアフリー性能
将来のバリアフリー改修に対応できるように、廊下などに必要なスペースをあらかじめ確保しておきましょう。 つまり、年老いても暮らしやすい住まいにできる性能です。共同住宅においては必須項目のひとつです。戸建てにおいても、将来のことを考えて、このようなスペースをとっておくことはとても必要です。 |
⑥省エネルギー性能
地球にやさしく、またお財布にもやさしい省エネ性能は今やかかせない住まいのポイント。 断熱性能など、一定の省エネルギー性能が確保されている必要があります。 |
長期優良住宅の優遇制度
優遇制度を受けるには
長期優良住宅の認定を必ず取ってください。
一般住宅 | 認定長期優良住宅 | |
ローン減税(10年間)各年度控除限度額 | 40万円 | 50万円 |
贈与税(住宅取得資金の無税枠) | 1000万円 | 1500万円 |
登録免許税 |
保存登記0.15% |
保存登記0.1% |
移転登記0.3% | 移転登記0.2% | |
固定資産税 | 3年間 1/2 | 5年間 1/2 |
不動産取得税の控除額 | 1200万円 | 1300万円 |
フラット35Sの金利軽減 | 5年間0.6%引き(B型) | 10年間0.6%引き(A型) |
※2015年4月現在
長期優良住宅にするといくら高くなるのでしょう
長期優良住宅を建て慣れていないと
高くなる可能性があります
当社は申請書のみ40万円
長期優良住宅仕様は標準です
長期優良住宅…
「長く使える家」
子ども、お孫さんに引き継げる
(住宅費負担が少ない)
もし売却する場合でも高く売却できる
長期優良住宅…
「10年後に後悔しない家」
2020年に
省エネ基準(長期仕様)が義務化
▼
一般仕様の建物は
既存不適格住宅※になります
※既存不適格住宅とは…
法令の改正により基準に合わなくなった建物のことです